2024年5月の活動報告

ふうさわ純子(台東区議)

主な活動報告

1年前の5月1日から、台東区議会議員としての任期が始まりました。多くの方に支えられながらの1年、きっと議員として成長しているはずです。2年目となったこの5月、空いた時間は、ボランティアさんにも手伝ってもらいながら、区政報告レポートを台東区内に配っておりました。たくさんの方に見て頂けたのではないかと思います。ぜひ、毎月の活動報告をご覧ください。

5/24 区民文教委員会

今回の月例会は、報告事項が2件。そのうちバーチャルラーニングプラットフォーム事業についての内容と質問した事を報告します。

「バーチャルラーニングプラットフォーム」という不登校の児童生徒のための事業が開始されます。小中学生が対象、オンラインの学習教材とバーチャルで教室に通う事ができます。登録後、学年末まで使うことができ、対象学年を遡って受講することも可能です。

私の子どもが数年前に利用した時は遡る機能がついておらず、ますます学習から遠ざかってしまったことがありました。個別の進度に合わせて学習できるなど、バーチャルでも学校と疎遠にならない教材になる事を期待します。

しかし、通信教材で自立して学習するのはとても大変なことなので、ひとつのツールにすぎないという事を忘れずに、先生方には児童生徒と接して頂きたいと思います。

その他の活動

そのほか、地域のみなさまとの交流や、イベントや講演などへの参加をいたしました。

5/1
講演「今、沖縄で何が起きているか」沖縄タイムズ・阿部岳記者
映画「沖縄戦の図」
沖縄の問題を長年追及している記者による講演と、沖縄戦の図を描いた丸木夫妻を通して考える映画の豪華二本立てでした。沖縄は戦争で日本本土を守るために差し出されたと言っても過言ではなく、その犠牲の歴史を問う内容でした。米軍基地のほとんどが沖縄にあり、現在も次々に自衛隊の拠点が作られ新基地建設も行われている。今もまた、戦争の足音が聞こえるが、沖縄に多大な犠牲を生じようとさせているかのような動きは国民全員が知るべきだと思います。

5/7
勉強会【これでいいのか地方自治法改正案】
国と地方自治体は主従関係にあらず、対等協力関係であるべきですが、地方自治の本旨が蔑ろにされようとしています。地方分権に逆行する地方自治法改正案に反対です。昨年末、辺野古の軟弱地盤への工事が国の代執行により着手されました。既に民意を無視した強硬手段が執り行われています。これまでの歴史をみても、中央集権国家の先には、戦争という悲劇が起こる可能性が高く、危惧を感じます。

5/10
れいわ新選組 内部勉強会 【新型コロナワクチン副反応問題についての情報の把握と整理など】
今年に入り被害者が集団提訴するなどコロナワクチン副反応についての訴えが増えています。政府が積極的に接種を推奨した新型コロナワクチンですが、インフルエンザワクチンに比べ接種後の死亡率が多く、速やかに救済できる体制が求められています。パンデミック条約についても現時点で妥当と思われる情報、評価についての整理が行われました。

5/11
紅白マロニエまつり
毎年、台東区の祭りは、浅草橋・紅白マロニエまつりからスタートします。パレード、ステージ、模擬店、地元や提携都市の名産品の出店など盛りだくさんです。

5/13~14
台東区議会1期目2期目議員の視察@長野県諏訪市
提携都市の諏訪市を訪問しました。台東区の学校行事や区民の保養に使える施設があります。市議会議員との懇談、市立施
設の見学など、区に還元できる体験となりました。

5/16
勉強会【積極財政を推進する地方議員連盟】
講師は中野剛志さん。「財源」とは何か?貨幣の調達であり、では貨幣とは何か?理論と根本的な原理について学びました。積極財政を知らない方や否定する方々に説明できるよう復習しなくてはと思います。懇談会では自民党の地方議員から「経済政策はれいわが一番」「太郎さんの日米合同委員会の質問、最高に良かった」「れいわの街宣動画見て泣いたことある」などお聞きしました。

5/17
勉強会【生活困窮者への寄り添い方について】
講師は自治体で長年、生活に困窮する人々に携わって来た方。様々なケースから得た知見が学びになりました。その人を理解し寄り添う中で、共に希望を見つけていく。希望になるものを作るのが政治の使命だと確信しました。

5/17
意見交換会【インボイス制度を考えるフリーランスの会】
フリーランス等の方々へのアンケートは、予想を遥かに超える7000人から回答があり、そのうち91.9%がインボイス制度の廃止を求めています。この制度が始まって困っている層は、新たに課税された人々よりも年収1000万を超える層だとの結果も出ています。自民党公明党の地方議員からも制度へ反対する声が上がっており、地元の国会議員に声を届けると約束していました。

5/17
積極財政を推進する地方議員連盟からの政策提言書のお渡し
与野党問わず、積極財政を推進する地方議員が作成した提言書を各政党にお渡ししました。れいわ新選組へは、くしぶち万里議員にお渡ししています。提言書の一番は「消費税を廃止又は減税に」です。連盟としての考えは「廃止」です。

5/23
集会【STOP!地方自治法[改正案]】
地方自治法改正案は廃案一択です。憲法92条の地方自治の本旨を蔑ろにする地方自治を後退させるどころか、危険極まり
ない改正案です。多くの自治体や首長からも反対の声が上がる中、台東区でも質していかなくてはなりません。

5/24
「台東デザイナーズビレッジ」施設公開
これからのデザイナーやクリエイターを支援する施設の一般公開です。「区内は賃貸料が高く仕事スペースの確保が難しい」「1人で孤独に仕事をするより近くに仲間がいると良い」そんな願いを叶えるために、廃校になった小学校校舎を活用しています。区が個人や小さな事業者を支援する画期的な取り組みです。大盛況でした。

5/24
れいわ新選組勉強会【憲法の創造力:生活保障と人権】講師:木村草太
尊敬する憲法学者、木村草太さんの説明は分かりやすかったです。共同親権については一利もない事が分かり、今後廃止に向けて自治体でできる事もあるのではないかと思案に至ることができました。次の一般質問は、地方自治法改正と共同親権について、区の姿勢を問う事に決めました。

5/26
山口洋太 福島県議会議員【県政報告会】
れいわ新選組推薦・山口洋太さんは、ほぼ1位(ビックリマークを付けた無効票あり、一票差の2位)で、県議会議員に当選しました。選挙前からいわき市の医療問題を追及してきた山口議員。県政報告会では、綿密に独自調査したいわき市の医師不足、救急医療不足を議会で訴えた件について、報告がありました。

党派を超えて賛同の声が上がり、今後は署名活動も開始予定です。いわきの医師不足を解消していく意気込みを感じました。元医療者である議員として、学びと勇気をもらえた報告会でした。

最後に

議員2年目も、引き続き区民のみなさまの声を聞き、活動や提言に活かして参ります。よろしくお願いします。

ふうさわ純子