2026年3月の活動報告

はじめに

3月=花粉症の季節です。議会中なのに、目が痒く痛く、資料を長時間見ることができず苦労しました。集中力にも欠ける方も多くなり、生産性が下がります。花粉症対策が必要ですね。

議会活動

(3/5〜3/11)予算委員会

5日間に渡り各項ごとに審議が行われました。

これまでの委員会や議会質問と重複しないよう質問するのがルールとなっています。
なお、2026年度の一般会計予算は、前年度比17%増の1,500億円を超え過去最高となりました。物価高や人件費の上昇に伴い、適度な基金の取り崩しもおこなったものと評価しています。

私は、国民健康保険、後期高齢者医療、さらに最終日に上程された介護保険関連条例には、保険の目的に沿わない徴収や区民負担の増加があり、反対しました。(長文ですが、反対意見を掲載いたします)

令和8年度台東区国民健康保険事業予算に反対の立場で意見を述べさせていただきます。
令和8年度、国民健康保険料の1人当たり平均保険料額は202,283円、前年度より10,045円の増加となります。

現在、更なる物価高騰や増税の可能性が示唆されています。区民からは、お米を買えず安価な菓子パンで空腹をしのぎ食費を最低限におさえている、病院の受診を控えざるを得ない、といった健康に悪影響を及ぼす訴えが聞かれています。結果として医療費増大を招く悪循環となりかねません。委員会でお答えいただいたように、今年度の国保の窓口への問合せは電話相談も含めて2月1日時点で8,492件にも上っており、保険料を払いたくても厳しいという声もお聞きしています。そして、新たな国民からの一番多い不満の声は、保険料に子ども子育て支援金分が含まれていることです。健康保険の目的とは大きくはずれ到底納得することはできません。国の間違った予算編成をただした上で、それでも必要なのであれば子ども子育て支援には増税や保険料を財源とするのではなく、国民の負担を増やさない対応をすべきです。

また、政府は、国保の都道府県化を強行し、住民の保険料負担を独自に軽減する区市町村の努力をやめさせようと策略しています。事実上、東京都が保険料を決定する権限を持ち、特別区もこれに従う形で、法定外繰入の解消を進めています。特別区独自の激変緩和措置は令和8年度で終了予定であり、今から他の負担抑制策を確実に講じるべきと考えます。

国民皆保険制度においては、制度設計がすでに破綻しているといっても過言ではなく、国が抜本的に見直すべきで、国費を投入することをより強く求めていくことが必要です。このような議論が出るたびに、企業組合の社会保険の場合は、企業が半分支払っているから国保に国費を投入することは不公平だという意見が必ずあらわれますが、国保加入者は、定年まで働いてきた方も含む退職者、失業者、個人事業主、中小零細企業の従業員、そして、こどもや高齢者です。社会的に弱い立場の方々が主な構成員であるにも関わらず、社保加入者よりも負担が大きいものとなっています。

生活に苦しんでいる状況にさらに負担を増やし、区民へ恩恵が還元されない予算案を認めるわけにいきません。区民に直接向き合っている区議会議員として、その声を受け止め、区に対してはぎりぎりまで国と都に訴え対策を講じていくことを望みます。

(3/19)予算委員会 総括質問

1. 区民の生活を守る経済的支援

今後も物価高が予測される中、国に対して施策を求めるとともに、必要な時期を逃さず給付金を実施するよう求めました。ポイント還元や商品券は柔軟性に欠け、事務負担も大きいこと、また所得減税では年金や生活保護で暮らす方に十分な恩恵が届かないことから、現金給付という形が望ましいと考えます。

2. SNS時代におけるリテラシー向上

SNS上での誹謗中傷や、事実無根の情報の拡散が大きな問題となっています。SNSが原因とみられる自殺は、国内で3年間に101名にのぼり、仕事を失う、登校できなくなるなど、深刻な被害も報告されています。こうした状況を踏まえ、ICTリテラシーを学ぶ機会の充実を求めました。

3. 障害者への理解促進

障害のある方へのアンケートでは、「理解促進のための施策が必要」との回答が半数以上を占めました。日常の中で自然に支え合える地域づくりを目指し、
・ちょっとした配慮や手助けができる区民を増やす研修
・「困っていたら声をかけてください」といった意思表示バッジ
など、支える側を“見える化”する仕組みを提案しました。

4. いじめ対策

学校や教育委員会だけでなく、行政としての取り組みも含め、いじめ防止対策の強化を提案しました。あわせて、被害児童の持ち物が破損した場合の金銭的支援など、具体的な支援策についても提案しています。

(3/26)第一回定例会最終日

国民健康保険事業予算に反対の立場で意見を述べました。

また、『外交による中東情勢の平和的解決と国民生活の安定を求める意見書』を可決しました。米国への要求や米国とイスラエルが国際法に違反していることを含めるべきと考えますが、全会一致しなければ可決できないため、全議員の考えが一致した内容となっています。

議会以外の活動

(3/7)花と緑のふれあい広場まつり

(3/7)東京大空襲資料展

例年参加している「犠牲者の名前を公開し、体験を継承するつどい」にも出席し、ご遺族のお話をお聞きしました。東京大空襲 で亡くなった人は約10万人、その一人ひとりには名前がありそれぞれの人生があることにあらためて重みを感じました。

(3/8)森の中の展覧会

毎年楽しみな上野の森美術館での展覧会は、今年も魅力的な作品が勢揃い。アートを館内にとどめず上野公園に一部を展示したら、より“森の中“らしくなるし、入館しない方にも見てもらえると思っています。

(3/12)台東区立台東保育園の修了お祝い会

10年以上経った今でも、我が子の保育園時代を思い出し涙が出ました。保育園に支えられたことをあらためて感じます。

(3/13)台東区政功労者表彰式

教育、医療、地域活動など、台東区を支えてこられた方々が表彰されました。日々のご尽力に、心より感謝申し上げます。

(3/14)ことぶきこども園 卒園式

いつものメニューに数品が添えられたお祝い膳をいただきました。小学校の給食費無償化を全国でいち早く実現した台東区では、給食の質の高さも評価されています。

(3/15)台東区少年野球 春季開会式

(3/15)奥浅草まつり 記念式典

(3/15)リー研フェスタ

リーダー研修は、昭和35年から台東区の事業として続いているとのこと。長年にわたり地域で子どもたちの成長を支えてきた活動に、改めて敬意を感じました。

(3/16)「靴の記念日」展示会

3月15日は靴の記念日。台東区の産業の一つでもある革靴の歴史や名靴、同時多発テロの際に大きな怪我を免れた革靴などが展示されていました。

(3/17)台東区立竹町幼稚園 卒園式

(3/18)台東区立御徒町台東中学校 卒業式

ご卒園・ご卒業おめでとうございます。新しい一歩にドキドキワクワクしていることと思います。
失敗してもいい、ゆっくりでもいい、一人ひとりの成長を大切に思う環境に恵まれることを願います。

(3/21)感覚過敏研究所の商品展示会

スヌーズレンルームやカームダウンスペース、イヤーマフを試用してみました。私も苦手な音があるのですが、生活に支障を及ぼすほどの過敏さだったらどんなに辛いことかと思います。施設や教室での配慮をこれからも求めていきます。

(3/24)台東区立平成小学校 卒業式

台東区立小学校を卒業された皆さま、おめでとうございます。4月からは、令和生まれの子どもたちが入学しますね。

プライベート

(3/1)ピアノ演奏会

聡明でいつも真剣な、芯にあるのは優しさ、そんな知人らしい演奏でした。旧東京2区のボランティア仲間も集まりアフターも楽しみました。

(3/15)書道博物館 / 子規庵(正岡子規の旧居)

おわりに

3月下旬から腰痛が生じて、幾つかの予定をキャンセルせざるを得ませんでした。ご迷惑をおかけしました。引き続き、よろしくお願いいたします。

ふうさわ純子