2026年5月の活動報告

はじめに
5月は、調査や地域まわりなどをおこないやすい時期です。家賃上昇に伴う相談が増えています。公的住宅を増やし、非営利団体への支援なども考えていく必要がありそうです。
議会活動
保健福祉委員会
▼ 路上生活者の概数調査結果と対策事業
長期的に見ると路上生活者は減っています。現在、物価や家賃の上昇に収入が追いつかず、支援団体からの報告では、今住まいがある方でもかなり厳しい状況が伺えます。路上に追いやられる人が増える可能性を指摘し、区の認識と方向性を問い、住まいファーストの視点をお願いしました。
巡回や支援団体との連携を進めていますが、更に密にする必要があると考えます。
▼ 谷中地域における緊急医療救護所の機能移転
災害時における緊急医療救護所は、区内に6箇所あります。谷中小学校は動線などに課題があったため、谷中コミュニティセンターに変更となりました。同じく小学校に設置される蔵前は問題ないそうです。
議会以外の活動
(5/9)浅草橋紅白マロニエまつり
オープニングから参加しました。台東区の工芸品や友好都市の物産、パレードやステージも充実しています。茨城県筑西市には台東区の防災備蓄倉庫があり、被災時の相互応援協定を結んでいます。

(5/11)働くとは何か、仕事とは何か
映画『医師中村哲の仕事・働くということ』上映と講演。
栄養不足と不衛生こそが病気の根本原因だと気づき、“百の診療所より一本の用水路”が必要だと確信し、先進国の一方的な支援ではなく、現地の人々と共に汗を流し、その後も現地の人たちが携わっていく活路を築いた中村哲さんの偉業に敬意を表します。
哲さんの印象的な言葉
「戦争協力が国際貢献とは言語道断である」
「“テロとの戦い”と拳を振り上げ、『経済力さえつけば』と札束が舞う世界は、砂漠以上に危険」
今こそ、世界が必要としている考えだと思います。
(5/12)民生委員・児童委員の日
ボランティアで地域の身近な相談者としてご活躍されており、頭が下がります。
東京都の充足率は80%台です。お会いした委員の方に謝意をお伝えしました。

(5/12)看護の日
5/10〜5/16まで看護週間でした。台東病院看護部さまに謝意をお伝えし、お邪魔にならないよう骨密度のみチェックしていただきました。

(5/13)経営管理ビザ改悪ストップ院内集会
資本金要件が500万円から3000万円に上がるため、廃業そして帰国を命じられてしまうという改悪は人権問題です。日本人にも影響し、多文化共生の停滞も招きます。長年日本でお店を営み、日本で産まれ日本で育つ子どもがいる方のビザがおりず涙の訴えがありました。

(5/16)ケアを社会のまんなかに
岸本さとこ杉並区長と英文学者の小川公代さんの対談。文学・ケア・政治はつながっています。政治はどんな思想・倫理・哲学に基づいたものかが大切で、ケアする人をケアする、誰もが当事者である、という趣旨に共感します。

(5/16)闇に消されてなるものか〜写真家樋口健二の世界
四日市の公害や原発の現場など、国策により苦しむ人々を取材し続けている樋口健二さんを追ったドキュメンタリー上映と懇親会。高齢になった現在も取材を再開したそうです。
監督は、慰安婦問題を扱った番組が政権による圧力で変更されてしまった元NHK プロデューサー永田浩三さんです。


(5/19)LIN-Net政策ラボ「都市再開発と住民参加のまちづくり」
保坂展人世田谷区長の話は、何度聞いても新しいエピソードが聞けて学びになります。区立公園のあり方や等々力渓谷公園の整備、土中環境についても興味深かったです。
(5/20)就労選択支援についての勉強会
昨年10月から施行された事業について、説明をお受けし事業所見学をしました。
就労系支援には既に“移行““継続“があり、“選択“が加わりました。B型を新たに利用したい人は原則対象で、来年からは、A型や移行支援の期間を超えて更新したい人も対象となり、基本的に1か月の利用となります。
(5/21)コンパッションコミュニティ・都市 介護保険改正勉強会
厚労省職員さんから「緩和ケア」「介護保険改正に向けて」の説明、それぞれ論点と展望についての講義でした。コンパッションとは、喪失や死などに直面した人を孤立させない、支え合うことです。核家族化、地域のつながりが薄くなっている現在、国内ではまだ少ないこのコミュニティを作っていく必要がありそうです。
終了後は木村英子議員に面会、障害者福祉に関するアドバイスを頂きました。

(5/22)デザビレ:台東デザイナーズビレッジの卒業生マーケット
廃校になった小学校をうまく活用しているケースとしても見てほしいビレッジです。相場より安い家賃で工房を借りることができて、デザイナーさん達からも評判の良い事業です。台東区は、ものづくりを応援しています。

(5/23)台東区・消防署合同での水防訓練
豪雨や河川の氾濫による被害を最小限に抑えるための訓練が行われました。マンホールからの水漏れ対応、土嚢や水のう工法、住宅浸水防止にはポリタンクやポリ袋など自宅にある物を使うなどの手法を学びました。膝レベルの水位で、ドアは開けられなくなります。水の力を侮ってはいけないですね。
(5/23)再審法を考える
検察の抗告禁止や証拠開示などを含めることを求め超党派で国会議員が頑張っています。狭山事件を通し、再審法について考えました。1977年に再審請求をして三者協議が行われたのは、なんと2009年。捏造、強要、偏見・差別が絡み冤罪に導かれることはあってはならないです。写真は、内田ひろき柏市議会議員と。

(5/29)台東区立たいとうこども園の地域交流会
子どもたちの豊かな個性と手作り感満載の園で、元気をいただきました。

(5/30)循環生活コトハジメ
リデュース・リサイクル・リユースを促進しゴミになる物を減らす取り組みを応援しています。
(5/30)これでいいのか!?女性支援〜女性支援法の実施状況と2027年度の見直しに向けて
法律施行に伴う自治体の好事例の発表があり、今後に向けての宣言を採択しました。女性ゆえの困難を抱えている女性達に、まだまだ支援法が届いていません。台東区にはDVなどの相談窓口はありますが、各部に必ず女性相談員がいて、隠れた困難を見つけて支援できるような体制を整えるよう、引き続き訴えていきたいと思います。
(5/31)隅田川水面の祭典
台東区には海はないけど川はあります!川でマリンスポーツが繰り広げられ、子どもが体験できるコーナーもありました。

(5/31)意見交換会
応援して下さっている方々との意見交換会をおこないました。

おわりに
5月なのに夏のような暑さの日が増えました。台東区では、涼み処が増え、低所得世帯へのエアコン購入助成も始まりました。これまで私自身も議会で質問してきた事業です。少しでも快適な生活を送ることができますように。
ふうさわ純子




