2026年6月の活動報告

はじめに

6月は第2回定例会が開かれました。


国会で健康保険法が“改悪“され、区議会に撤回を求める陳情が提出されましたが、多数決で不採択となってしまいました。危機感を感じ、7月に医療に関する勉強会を開催いたしました。

議会活動

主に、所属委員会の中からご報告します。

保健福祉委員会

▼ 高額療養費制度の負担上限引き上げ撤回を求める意見書

高額療養費制度は、多くの患者さんの命と暮らしを支えてきた制度です。自己負担増によって治療を断念したり、生活が立ち行かなくなったりする方が生まれるおそれがあります。

私は命と健康に関わる制度を財政削減の対象とすべきではないと考え、意見書の採択を求めました。しかし、結果は多数決により不採択となりました。

▼OTC類似薬への追加負担撤回を求める意見書

消炎鎮痛剤や抗アレルギー薬などへの追加負担が検討されています。受診をためらう人が増えれば、重大な病気の発見や治療が遅れるおそれがあります。必要な時に安心して医療を受けられることが大切です。

私は意見書の採択を求めましたが、結果は多数決により不採択となりました。

▼民泊ルールが変わります

10月から、新たに参入する民泊は土日のみ営業となります。また、民泊に関するご意見や苦情を受け付ける専用コールセンターが開設され、委託事業者による現地確認なども始まる予定です。

▼麻疹(はしか)ワクチン

流行に鑑み、19歳以上の区民、および区内施設で未就学児と接する機会のある方が対象の接種事業が始まります。

交通対策地区整備委員会

▼東上野4.5丁目地区まちづくり

区役所周辺の地域です。有識者など一部の人で決めるまちではなく、住民や上野を好きな方々も意見交換しながらのまちづくりを求めました。

▼もっと子どもたちが楽しめるように、花火のできる場所・時間が拡大しました!

8月7日~23日 18:00~21:00
・山谷堀公園
・蔵前公園
・天王寺公園

その他の委員会報告

▼夏休み期間中、プールの利用時間が拡大!

清島温水プールでは、以下の日時に水深80cmとなります。
7月 22日・29日
8月 5日・12日・19日・26日
11:30~13:30 (土曜 14:00〜16:00 / 日曜 9:00〜11:00 はこれまで通りです)

利用条件
・未就学児:保護者同伴
・小学1~3年生:2人以上で利用
・小学4~6年生:1人でも利用可能

▼喫煙マナー

台東区では、歩きたばことポイ捨ては全面禁止です。マナー指導員がポイ捨てされた吸い殻を拾いながら指導した件数は、年間7~9万件にも上ります。喫煙される方は、歩きたばこ・ポイ捨てをしないようご協力をお願いいたします。

また、令和10年度からは公共の場での「立ち止まっての喫煙」についても24時間禁止予定、パブリックコメントも予定されています。

▼区民館トレーニングルーム廃止の見直しを求める陳情

3月議会で、7つの区民館のうち5館のトレーニングルーム廃止が決定されました。その後、利用者の方々から疑問や不安の声が寄せられ、陳情が提出されました。署名は1,000筆を超え、委員会には20人以上の方が傍聴に訪れました。トレーニングルームは、高齢者にとっては介護予防やリハビリ、健康づくりを支える大切な施設です。

審査の結果は「趣旨採択」となり、説明会の開催などが約束されました。

私は、今期は委員ではありませんが、皆さまからの意見をお聞きしてきました。写真は、秋間洋区議と共に地域の声をお聞きしているところです。

行事・勉強会など

(6/4)いのちを切り捨て医療を変質させる 4学会合同ガイドラインの撤回を!

初めてこのガイドラインをざっと見た時に、終末期とは神経難病患者の呼吸機能低下時などは入らず、医療現場においては、命を救うことを最優先されるため、懸念されるようなことはないのでないか?と考えました。ところが、終末期の定義でない場合も含まれると知り愕然とし、この集会に参加しました。

臓器移植との関係、社会的弱者や貧困者などの生存を危うくするおそれなどもあるとの報告がありました。

(6/5)高額療養費・OTC類似薬の負担増による住民と自治体の影響

現役の歯科医師さんから、消費税は社会保障の財源になっていない、軍事費ばかりが膨らんでいると説明がありました。

OTC類似薬の保険外しによる保険料軽減は、年間400円・月33円
高額療養費自己負担限度額引き上げによる保険料軽減は、年間1400円・月117円
たったこれだけです。

患者アンケート結果からも、自己負担増による受診控えや病状悪化が懸念され、撤回を求めていくしかないと考えます。社会保障費削減のために命が切り捨てられるような社会ではなく、安心して誰もが医療を受けられることを求めます。

(6/6)難民・移民フェス

国籍や人種なんて気にならない、自然と会話が生まれる温かな空間でした。

素敵な作品、異国の料理、多くの人の笑顔。同じ地球に生きる人間なのに、憎しみ合い傷つけ合うことの愚かさをあらためて感じました。

(6/7)「ほおずきの会」の総会と懇親会

「制度が無くても必要ならやる。制度は後からついてくる」との言葉通り、先駆的に取り組み、後から制度化されたものもあるようです。

「高等部を卒業した後はどうするか?」は、とても切実な問題で、保護者さんの話をお聞きし、想像していた以上の苦悩を抱えていることを知りました。いわゆる18歳の壁のひとつです。今年からトワイライト事業が開始され、子どもさんが利用できたことで仕事を辞めずに済んだ保護者さんもいました。

職員さん、保護者さんへのケア、いわゆるケアする人をケアすることも大切です。長年の活動と日頃からの尽力に敬意を表するとともに、今後も皆さまから学びながら、まだ十分と言えない台東区の障害福祉をともに作っていきたいと思います。

(6/8)上野駅周辺全地区整備推進協議会

(6/14)台東区身障児者を守る父母の会

(6/18)先住民族の視点から見た脱植民地主義と国連 〜包括的反差別法をつくろう!〜

上村英明 前衆議院議員による講演。

(6/20-21)あじさい祭

台東区長國寺にて、お灸、無料のきゅうり薬膳汁など、お寺で心身を整えながら、紫陽花を楽しめる祭りです。

(6/23)台東区・ウィーン市第1区友好記念植樹式

2029年に、姉妹都市となって40周年となります。この日は駐日オーストリア大使ほか2名がご臨席され、植樹が執り行われました。

(6/23)ほおずきの家 内覧会

新しくなったグループホームです。ロート製薬“かるがも基金“様より頂いた、超・超低床ベッドが配置されるそうです。利用者と介護者にとって、最適なベッドです。

(6/24)2030年学習指導要領はどうなる

2006年の教育基本法の“改悪“、そして不登校や精神を病む教師が増加しています。一人一台端末による画一化や学習の貧困化は不登校と関連しているのではないかとの見解。正解主義や同調圧力は、大人でも息苦しい。かつての先生は、もっと教室外や地域に出て授業を行えた。今は“ガチガチ“で教師が病んでしまう一因でもあると思います。

プレゼンは重視されているが、話し合いは軽視されているそう。つまり“私の考え“を発表することはあっても、それについての議論はしないそうです。紙の教科書とデジタル教科書の両方を数名の教育委員で、どう査定するのでしょうか。QRコードやリンクの先は、問題ないのかなど、今の政治状況から、ますます教育への政治介入に不安を覚えます。

おわりに

次の定例会は9月です。夏の間に、これまでの課題を整理し、勉強し視察し一般質問を作り上げていきます。暑さに気をつけながら地域まわりも行います。

皆さまも熱中症にならないよう、お気をつけてくださいね。

ふうさわ純子