2025年7月の活動報告

はじめに
7月20日、参議院議員選挙が行われました。多くの方々が物価高に苦しんでいる中で、外国人と日本人の分断をあおるような言葉や政策が取り沙汰されるのは、とても残念に思いました。政治が原因で生じる人々の不安や生きづらさを、外国人のせいにするのは決して許されることではありません。今回の選挙結果には深い懸念を抱かざるを得ません。学校でのいじめや社会での孤立が生じないよう注視していきたいと思います。

視察
7/3〜7/4 山形県村山市
村山市は浅草寺の大わらじ奉納がご縁の友好都市です。市議会の皆さまをはじめ、村山市の温かな雰囲気に感激でした。LinkMURAYAMA、農園などを視察しました。
山形県は米どころのひとつです。対照的に消費するばかりの台東区に住む者としてもお米談義は興味深いものがありました。「国の減反政策は間違っている」「米不足の報道もおかしい」と仰っていました。


7/10〜7/11 宮城県大崎市
大崎市は新幹線で上野から一本で繋がるご縁で台東区と姉妹都市になっています。
大崎市出身の吉野作造さんを初めて知りました。ちょうど排外主義がまかり通りそうな参議院議員選挙中で、民主主義を唱え隣国とは仲良くするべきだとの吉野氏の当時の訴えがとても心に響きました。
- 民本主義を唱え普通選挙の導入に貢献
- 日本政府と対立していた中国や朝鮮の人びとと盛んに交流。国や立場の違いを越えて、一人一人が対等な人間として互いを尊敬し、責任を分担して支えあう社会を目指す
- “私たちが最も心がけるべきことは、今現在正しいとされることを守り続けることよりも、常により正しいことを追求する向上的な態度をもつことでなければなりません。“
このような素晴らしい先人と出会えた事に感謝です。誤った道を再び辿ることのないよう、一人一人が選択していくことが望まれます。

大崎市は、ユーモアと愛に溢れていました。
市長さん「人口は減っているが渡り鳥は増えている。“せっかく鳥さんが来たのだから“渡り鳥が心地よくいられる環境を整えている。『鳥は税金払ってくれない』と不満の声もあるが、その渡り鳥を“市の鳥“に指定、キャラクターにした。」
鳥さんの世界では大崎市が口コミで広がっているのかも?と市議会議員さんも仰っていました。
そして、台東区の給食のお米は大崎市から直接購入しています。“いつもの価格“で美味しい給食を提供することができています。


保健福祉委員会
7/7 自立支援センター北寮視察
自立支援センターとは、23区内で住まいを失ってしまった方に対し、就労による自立と社会生活への復帰を支援する施設です。23区を5つのブロックにわけ、それぞれに1カ所センターを設置しています。台東区は、荒川区・文京区・北区と同じブロックで、5年毎に各区もちまわりでセンターを設置しています。今年から北区が担当となり、保健福祉委員会において、視察を希望致しました。初めて全室個室の新設で、申し分ない環境と感じました。
この制度を知らずに、ネットカフェや野宿をしている方もいるようです。誰もが健康で文化的な生活を送ることができるよう、周知・支援を続けます。
7/25 委員会開催
水素を燃料にしたゴミ収集車について特に注目しており、質問しました。水素燃料は走行時にはCO2を発生しないものの、製造時はほとんどが化石燃料を用い大量のCO2を発生させます。しかし、本事業では再エネ100%で製造された水素を利用する予定です。その他、患者の声相談窓口についてなど報告がありました。
その他の活動
7/5 下町七夕まつり
開会式とパレードに参加しました。かっぱ橋本通りは、皆の願いで賑わっていました。


7/20付 台東区の広報「保護司」特集
活動ではないですがご紹介します。広報1面2面に、「保護司」の特集。保護司さんの活躍に敬意を表します。

犯罪は決して許されるものではありません。しかし、ハンディキャップや社会に存在するバリアが原因となり、非行や犯罪に至ってしまうこともあります。誰もが社会から排除されることなく、安心して暮らせる住まいや仕事があり、相談できる相手がいることは、犯罪を未然に防ぐためにも重要と考えます。刑罰を受けた後に、社会がその人をどう受け入れるかによって、その人の人生だけでなく、社会全体にも影響を及ぼすと思います。
本来福祉につながるべき人が、十分な支援を受けられていない状況も存在します。犯罪の背景にある社会的要因にもしっかりと目を向けて、福祉の充実と経済的安定を図ることが安全で包摂的な社会を作ると考えます。
7/26 『「昭和100年」と戦後80年ー歪曲される現代史』講演会
治安維持法からも100年経つ現在、果たして戦後と言えるのか?第二次世界大戦後も世界で戦争は続いていることを忘れてはなりません。言論抑圧、人種差別と支配、対外的な誤認知、軍備拡張から戦争は始まっています。現在、まるで戦前と似た空気になっていないか…繰り返してはならない歴史があることを皆で考えていかなくてはならないと思います。
7/27 世田谷区長の保坂展人 政治スクール
空中戦やキャッチコピーだけで選択されるような選挙に異議を感じます。本当の意味で市民派として当選された方々をゲストに、体験談をお聞きしました。地道な活動を重視する政治活動が望ましいと私は思っています。
おわりに
大事な国政選挙中に視察が重なり、体がいくつも欲しい状況でした。今回の選挙では、東京都内の公営掲示板ポスターのリーダー、及び比例カーを担当させていただきました。暑い日々の中、多くのボランティアさんが活躍してくださり、ご協力に感謝しています。引き続き、支持政党に関わらず、皆の生活と命が最優先される区政になるよう邁進していきます。
ふうさわ純子



