2024年2月の活動報告

隅田公園 桜

主な活動報告

議会活動

・2/6 本会議
・2/14 代表質問
・2/15 一般質問

以下、私が関わった事項と質問または答弁結果の要点を掲載いたします。

2/16 子育て・若者委員会

★養育費受け取り
ADR(裁判外紛争解決手続)利用の場合の助成が開始されます。東京弁護士会に利用金額の目安と、近隣の区の状況を確認し、必要に応じて助成上限額を上げ、養育費の受領率を上げていくよう言及しました。

★こども家庭センター
支援員相談員の資格と雇用形態について確認しました。

★ヤングケアラーのアンケート
とても貴重な意見が寄せられています。答えてくれた子供たちの意見を大切にしてフィードバックしていただくようお願いしました。

★母子保健アプリ
4月から導入です。今後、医療側の連携も検討されるのか、マイナ保険証との連携に関する懸念点について質問しました。

★産後ケア
希望する全ての産婦さんに減免支援されます。事業開始時は条件付きでしたが、現在は希望する方全てに提供されることを確認しました。産後の議員に認知されていなかったようで、周知の徹底をお願いされていました。

★障害児保育
預かり時間が11時間までに延長されます。それに伴う加算は、保育士への十分な人件費に充てるようお願いしました。

2/20 環境安心安全委員会

★災害時の妊産婦等支援に関する協定
災害時の妊産婦支援のため、予め日本助産師会等と連携する協定が締結されました。区民でなくとも台東区で被災された方にも適応されることを確認しました。

★災害対策の充実
マット、パーテーション、グッズ等の確認をしました。

★台東区防災会議
防災会議、避難所運営とも女性の比率が低く、女性視点での防災が重要です。比率を上げることを要望しました。

★ 区有施設地球温暖化対策
屋上緑化については、管理が行き届いていない事例もあり、管理を確実に行い効果が損なわれないような形での導入をお願いしました。

★マンション共用部へのLED化への助成拡大
光害で悩んでいる方も多くおり、照度や照明の角度などマンション近隣への配慮も要望しました。

2/28 区民文教

★看護師による医療的ケア児の通学支援開始
医療的ケア児の通常校への通学が当たり前になるよう努めて欲しいこと、看護師がその子に合ったケアを習得する時間の十分な確保も要望しました。

★特別支援学級の整備
本当のインクルーシブ教育とは?日本の分離教育は国連から勧告を受けていることを踏まえて、今後共に考えていきたいことを伝えました。

★区立幼稚園の今後
少子化における区立だからこその役割をお願いしました。

★区立小学校での働き方改革
アシスタントが配置されます。教員の人材不足は深刻であり、確保の方法と4月からの見込みを確認しました。

地域や学びの活動

そのほか、地域のみなさまとの交流や、イベントや集会への参加、学びについて記載いたします。

2/2 『福島の声を聞こう』
東日本大震災での原発事故関連の訴訟に関わる講師さん、まさに命をかけて全国を回っています。原発安全神話にいつまで刷り込まれているのだろうか。文系の人は数字をありがたがる、宣伝のための有名人を確保、教育徹底…小学校から刷り込まれています。

日本の名曲『ふるさと』が辛く歌えなくなってしまったという講師から昨年福島を案内してもらいました。大手のツアーでは決して訪れない場所やエピソード満載で、分かりやすく教えてくれます。

2/8『震災対策技術展』
ハザードマップ、備蓄品、災害時における様々なグッズのどれもが進化しています。新年に起きた能登の地震では、運搬が出来ず、避難所運営が手一杯等でそれらが有効活用されていない現状があります。

講演は、《福祉防災》を選びました。今回の震災現場も訪れた講師から、TVには映さないような写真も公開されました。能登地震での問題点を追究検証していく必要があります。

2/8 渋谷区役所へ
れいわ新選組の堀切ねんじん議員により、都区財政調整や水道問題を学び、区役所の視察をしました。

2/10 『行政と民間の協働─女性支援新法とは?』
先行的に取り組みをしている国立市を訪れました。女性支援の部署は市長室直轄です。NPOくにたち夢ファーム Jikkaの熱のこもった働きかけと叱咤激励のもと、モデルケースともいえるほどの官民協働の連携が生まれました。手ぬるいDV防止法、売春防止法から、《困難を抱える女性支援法》が誕生し、何が変わるのか?何を変えるのか?自治体の手腕が問われます。

2/11 アクセプト・インターナショナルにて
活動ドキュメント及び永井陽右代表の話を聞く。公的機関が立ち入れず、他のNPOも撤退せざるを得ない場所で、憎しみの連鎖を断ち切る活動を続けています。テロリストを排除せず受け入れて対話する事で、社会的孤立を防ぎ、再びテロへの道を防ぐ活動です。

2/11 『WAKUWAKUホームの報告会』
豊島区の宿泊機能をもつ子どもの居場所「WAKUWAKUホーム」は、夕食を共にし、さまざまなニーズに応じて、子どもが泊まることができる先駆的な取り組みです。ホームを提供し運営している方がいるからこそ可能な事です。養護施設や里親でもなく、子どもを優しく守っている街であると感じました。

報告会と同時に、映画「プリズン・サークル」が上映されました。鑑賞は2度目になります。罪と向き合う加害者達のドキュメンタリー映画です。先駆的な刑務所での取り組み、子ども時代に受けたものの大きさを学びました。

2/17 書道博物館&国立博物館へ
生誕180年の呉昌碩さんの偉大な業績の展示。現代においても、こうした取り組みにより中国と日本の架け橋になっています。

2/21 『台東区人権講座~部落問題』
被差別身分といわれた人々や部落についての知識が覆されるような学びでした。古文書の解説も興味深いものでした。

2/23 『ホームレス支援の30年とこれから』
1990年代の「新宿ダンボール村」~2000年代以降のネットカフェ生活者、コロナ禍での緊急支援、2021年以降の難民・仮放免者支援に至るまでの経緯、今後の展望についてのお話でした。

最後に

ご意見やお困り事はひとつひとつ区政につなげてまいります。今後ともご指導よろしくお願いいたします。

ふうさわ純子