2024年4月の活動報告

台東区議として1年が経過

1年前の4月は、選挙戦真っ只中、そして安堵の当選と目まぐるしい日々でした。ご支援頂いた皆さまには今も感謝の気持ちでいっぱいです。

今年の4月は、3/31付で完成した新しいレポートを区内の皆さまにお届けし、継続中です。私またはボランティアさんが丁寧にお渡し投函しています。

主な活動報告

主な活動と学びについて、ご報告いたします。

4/25 区民文教委員会

下記の点について報告と質疑がおこなわれました。

  • 定額減税に関して
  • 今年度の区立幼稚園、こども園、小中学校の人数とクラス一覧
  • 今後の区立幼稚園の在り方
  • 子ども読書の推進計画見直し

幼稚園の閉園について
3年後に閉園する幼稚園が出そうです。少子化だけでなく保育園やこども園を希望する方が増えているためです。

定額減税について
階段状に給付も組み合わせるという、とても複雑でわかりにくい制度です。このような制度を国が決めて自治体に押し付けるのではなく、シンプルな給付金、消費税廃止を国に求めるよう地方議会でも訴えていきます。

他の3つの常任委員会も同日に行われました。定例会の会期以外も委員会は行われます。

区民の方からのご意見に対応し行政につなげています。

その他の活動

そのほか、地域のみなさまとの交流や、イベントや講演などへの参加をいたしました。

4/6 ことぶきこども園 入園式

4/9 御徒町台東中学校入学式・竹町幼稚園入園式
4/9 れいわ新選組 街宣@錦糸町駅
4/9 れいわ新選組 おしゃべり会

4/20 LINNetシンポジウム「自治とコモンが拓く」
パネラー:保坂展人、能條桃子、岸本聡子、中島岳志、玉城デニー
地方自治法の改正により、地方自治の権利が弱まり中央集権国家となりうる懸念があります。国の権限が強くなり、自治体の判断や独自性が失われる、とても危険な改正です。
基地建設に反対の立場を示す沖縄県の民意も知事判断も無視されて、国代執行という強行策で、沖縄の基地建設や軍事配備が進行しています。地方議会から声を上げる必要をますます痛感します。
分科会では、「エネルギー基本計画の改定と自治体からの気候政策」を学びました。

4/21 映画「サイレントフォールアウト」鑑賞
太平洋上の島、アメリカ国内での核実験により、アメリカだけでなく世界中が放射能汚染に晒されました。子どもを被曝から守るために女性たちが始めた「乳歯検査」を中心に描かれた作品です。今も続く放射能汚染の現実と、市民の力が核実験中止に結びついた2点を主に伝えたいと、伊東英朗監督がアメリカの人にこそ観てほしいと制作した映画。


4/27 「3・11子ども甲状腺がん裁判」
原告を支える弁護士さんの講演でした。甲状腺がんのことを他人に言えず、声をあげると批判や差別などの恐怖があるので声をあげられないという若い被爆者の声を音声で聞きました。
福島原発事故との因果関係を認めない為に区域分け変更をするなど、都合のよいデータ改ざんがこの件についても行われている事を知りました。裁判は継続しています。

最後に

4月に新しい生活が始まった方も多いことでしょう。ワクワクする一方で心の不調を来す方が増える季節でもあります。

看護師の時には、ゴールデンウィーク明けに出勤・通学出来なくなってしまう方にたくさん出会ってきました。頑張りすぎないでくださいね。

誰にとっても過ごしやすく住んで良かった台東区になりますように。楽しみながら頑張ります!

ふうさわ純子